父が亡くなりました4。葬儀準備編

家族
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ひなぼ

みなさん、去年はどうもつたないブログを読んでくださいまして、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

母と二人のお正月から帰ってきました〜。去年はコロナで帰れず一人ぼっちの年越しだったので、今年は楽しかったです。喪中なのでお祝い事はできなかったので、日常生活をしていましたが、やっぱりご飯を作ってもらえるっていいですね!!
長めのウォーキングに出かけたり、買い物に行ったり、健康的なお正月でした。

さて、私が送ったパックンへのクリスマスプレゼントは、12月13日に送って、12月31に届きました。が、パックンはまだ受け取っていません。

パックン

今日一日中家に居ったのに、チャイム鳴らんかった!!
でも通知がポストに入ってた!!

おれは今めっちゃ怒ってる!!!!

郵便局閉まるの早いからとりに行かれへんし、7日たったらひなぼんとこに送り返されるし、受け取るのに8ユーロとられるねん!!!

ひなぼ

え〜なんで受け取るのにお金払わなあかんの?
買い物じゃないのに??関税じゃないよね変なルール!!

ちょっと英語のやりとりなので、はっきり理解してないんですけど、ドイツでは受け取る時に、税金とセキュリティー代(荷物を守った手数料?)がいるらしい???

私にはすごく変な手数料に思えるんですけど、荷物のセキュリティーって??
郵便局が預かってる荷物守るのって当たり前ちゃうの??それって送る側が払ってるんじゃないの??ちょっと謎がいっぱい。。。

これってドイツに住んでる外国人の方辛いですよね??母国からいろんなもの送ってもらうたびにお金払わないといけないってことですよね???
ヒドイ〜〜〜 ひなぼです。

さて今日も父のお話です。以前のお話はコチラ
▶︎どうしよう発熱した!!初PCR検査
▶︎父が亡くなりました1。前日編
▶︎父が亡くなりました2。当日編
▶︎父が亡くなりました3。葬儀準備編

母が最も嫌いな作業。それは電話です。

父が12:05に亡くなり、そこから怒涛のように葬儀社を決め、父を搬送し、ドライアイスで父を冷やし、葬儀屋さんと葬儀プランの打ち合わせが終了し、東京に帰る姉を駅まで送り届けた後、夜の19時。
昨晩から何も食べていない私と母は、母の好きなスシローへ。

母にとってはコロナ以来初めての外食です。
スシローの駐車場についたら、鬱な母。

はぁ〜電話しないと。
本当にいやや。

ひなぼ

私電話しよか??
ほとんど会話したこともないし、覚えてない人たちやけど??
挨拶はご無沙汰してますでいいよな、会ったことないかもやけど(笑)

うちの家庭は母も父も正月に実家に帰るとか夏休みに帰るとかをしなかったので、本当に親戚との交流が皆無でした。
おばあちゃんのお葬式と法事の時くらいです。
なので知らない人だけど、私は、お腹も減ってるし、生理二日目で結構ヘロヘロだし、ちゃっちゃと電話をかけて、仕事を終えたかったのです。私も疲れ切っていました。

かける前に予行演習をして、伝えることをメモりました(笑)
○○叔父さんご無沙汰してます〜お元気ですか〜大阪のひなぼです〜(顔も知らんし話たことないけど)
突然ですが父が今日亡くなりまして〜
お通夜が明後日で〜葬式が明々後日です〜
場所は○○○○○○○○○○ 電話番号は○○○○○○○○○○です。
でですね、お食事の都合がありまして、何人来られるか教えていただきたいんです〜
それとお香典はお断りしてますのでよろしくお願いします〜

みんな悲しんでくれて、話好きな人たちばかりです。話が弾む弾む。
私は別にそれが苦ではないので、ありがたく聞けました(笑)
とにかくこのご時世、お食事を寿司桶の寿司とかにできないので、一人一人個別の懐石料理になるので、はっきりと参列人数を確認しないといけません。

伯父叔母たちも急なので、ちょっと今何人いけるかわからないから、また折り返します。と電話を切ったものの、私が母のスマホの電話帳から別の人にかけてる間に、私の携帯に折り返しが入り、結局母も電話にでるはめになってました(笑)まっでも自分の弟だけでしたので。
しかし弟すらも嫌らしい(汗)

この作業を30分程で終わらせ、肩の荷が降りた母のテンションがちょっともどり、スシローにレッツゴー。
しかし母は寿司の流れるレーンをみてショックを受けます。

こんな時代に、フタないやん。
カバーしてないの??
あかんやん。


細菌系とウィルスに超厳しい母は、せっかくちょっと復活したテンションがダダ下がりです。。。
結局母は、レーンを通らないうどんや、蓋のある茶碗蒸し、かろうじて注文したエビアボカドを食べて終了してました。

母からしたら昨日の救急車騒ぎから、家の消毒、姉の布団の準備(結局私が使います)、父の危篤、嫌いな電話、父の死、慣れない葬儀屋選び、そして2年ぶりの外食のスシローの寿司にフタがなかった。。。

コロナ以来、ウォーキングとたまに父の病院の付き添いでしか外に出なかった母にとってはジャックバウアー並みの波乱万丈な1日だったでしょう。

デザートにも蓋がなかったので、コンビニでエクレアを買って帰りました。
もちろん私は速攻お風呂に入いらされて、母が洗濯した部屋着に着替えてやっと自由になれました。
母もお風呂に入りきれいになって、二人でエクレアを食べながら遺影の写真選びをして、父の思い出話をしたり、宗派についての話をしたりした後、二人で寝る体制に入りながら、スマホで銀行の凍結について調べていて発覚しました。
死亡届だしても、役所から金融機関には連絡がいかないと。

ひなぼ

なんや、全部引き出さなあかんのはあかんけど、そんなに焦らんでもよかったんや。

そやな、それやったら電気とか水道も止まれへんでな。
よかった。

そんな話をしてる間に疲れ切った母は普段いびきをかかないのに、小さいイビキをかきながら、眠りに落ちました。そんなこんなで私もすぐに疲れ切って眠りに落ちました。

父が亡くなった翌日 葬儀屋さんにて

翌日は葬儀屋さんとスケジュールの打ち合わせと、お湯灌後に着替えさせる服とお棺にいっしょに入れたいものや、遺影のデータを持っていかないといけません。

車が会館に到着すると担当者さんが出てこられて、父のいる安置所へ連れて行ってくれます。

ひなぼ

お父さん来たで〜
今日はスケジュール確認やって〜

線香を上げて手を合わせました。

ひなぼ

バイバイ〜また後でね〜

バイバ〜イ

この後部屋へ移動してスケジュール確認です。

担当者さん

スケジュールは18:00よりお通夜。
当日打ち合わせのため私たちは15時入り。
その時に、お坊さんにご挨拶する機会を設けさせていただきますので、
お布施もその時にお渡しください。
そのあと、みなさまで会食をして、4名様が会館に泊まります。
次の日は10:00から葬儀で終わり次第火葬場へ個々の車で向かい、火葬中にお食事。
お骨上げ後、会館に戻ってきて初七日。

きっちりとタイムスケジュールをいただきました。

あの〜火葬場へ行く途中に家の前を通ってもらえませんでしょうか?

担当者さん

え〜っ。。。とお宅は○○町ですよね、あっはいわかりました。
大丈夫だと思います。そうするように伝えますね。

母は福井県出身なのですが、それが当たり前のようです。
でも兵庫県は違うようで、担当者さんはちょっと焦っていました。
でもちゃんと希望を叶えてくれてよかったです。

写真は母と父が3年前に黒部ダムいに行った時の写真を選びました。
リュックを背負い帽子をかぶっていましたが、遺影の写真は帽子を被っていても問題ないそうです。
リュックの肩紐と背景の画像は消してきれいにしてくれるそうです。

画像の背景も選ぶことができました。
あと葬儀の時の様子を写真をとってアルバムにしてくれるそうです。(でも見たら悲しくなりそうなのでまだ見る勇気がありません。。。)

ひなぼ

結婚式みたいやな〜

そして葬儀後、四十九日まで遺骨と法名(うちは浄土真宗なので戒名ではなく法名というらしいです。)を置いておく中陰壇(後飾り)の説明。

担当者さん

今日でも、葬儀後でも、結構ですので、お宅の方におうかがいして中陰壇のセッティングをさせていただきたいんですけれども。

ひなぼ

ゲッまじか。家くんのか。
それお母さんにとって一番アカンやつやん。

母は潔癖症なので、他人が家に入って帰っていった後、毎回消毒祭りが開催されます。
お客がどこを触ったかもチェックしています。
そしてお客が帰った後、非常に機嫌が悪くなります。

えっ家にこられるんですか!!

担当者さん

ええ、いつでも結構ですので。

ひなぼ

それって、自分で持って帰って、見本通りに組み立てるとかは無理なんでしょうか?

担当者さん

いえいえいえ、大丈夫ですよ。
ちょっと大きいものなので、セッティングにお伺いした方がいいと思いまして。

大丈夫です。DIY得意なんで!!

担当者さん

かしこまりました。では葬儀後にお持ち帰りと言うことで。
もちろんちゃんと見本のお写真をおつけしますので、ご安心くださいね。

なんとか家に入ってくるのを阻止しました!!!!
ナイス ディフェンス ママです!!!!

あと精算方法の確認です。
クレジットカードの限度額が100万円なので、100万超えてて使えないわ〜とぼやいてたら。

担当者さん

カード使えるように、請求を分けてみましょうか?
ちょっと精算部署に聞いてみますね。

とカードが使えるように30万ほどの請求は現金で、残りはカードにしてくれました。
ポイントがつきますもんね!!ホントとてもいい担当者さんでした。。。

ここまで終われば本番当日はロボットのように担当者さんと、司会者さんの言うことを聞いていればなんとかなるもんだという確信があったので、母は不安だ〜不安だ〜と言っておりましたが、

ひなぼ

大丈夫大丈夫〜後は葬儀屋さんの言いなりになっといたら終わってるよ。

となんとなく今まで参列したお葬式の喪主の方を見てて、感じ取っていたので、なんとかなるさ〜という安心感が私にはありました。

父が亡くなった翌日 イオンにて

この後運転がなれてきた車に乗って、イオンへ母の葬儀用の靴と鞄を見にいきました。(しばらく、出掛けてなかったので、クローゼットを閉めっぱなしにしていたら、カビが生えてたらしい)

ショッピングしていると東京に住む姉から家族のグループLINEに

通夜の当日に、旦那と義父と車で向かいます。(義父は千葉に住んでいます。)
16時に到着予定です。
葬儀が終わったら(14か15時くらい??)、義父を新神戸まで車で送り、私と旦那もそのまま帰ろうと思います。残らなくていいですか?何かあるなら残ります。

ひなぼ

ドライやな〜しばらくこっちでお母さんといたろうとか思わんのかな??

ちょっと私はびっくりしました。
嫁に行った子供って実母に対してこんな感じなのかな〜??
残らなくていいですか?って聞かれたら気にしなくていいよっていうのがうちの母親です。
そこは察して自主的に残って手伝うわ〜とかないんかい??って思いました。。。

私と母は返事に困ってとりあえず買い物おわってから返事しようと放置してたら催促が

教えて〜

なのでとりあえずイオンでタイムスケジュールの紙の写メを送って

ひなぼ

葬式当日はお骨上げの後、式場に戻り初七日がありますので、そんなに早く終わらないと思います。お義父さんは初七日なしで帰ってもらったら??

と母が考えた文章を返しました。

16時くらいには終わるかな〜?
帰るにしてもどこかで一泊しないとな〜
滋賀あたりで一泊しようかと思うねんけど〜

宿を予約なくてはいけないので焦っていたようでした。

結局母も私もいろいろ考えることが多く、睡眠も足りておらず、出先で考えれなかったので、ショッピング後家に帰ってから姉とビデオコールし、結局葬式当日姉は旦那さんと一緒に帰ることになりました。

姉は元郵便局員なので、お金の手続きとか詳しそうなのに。。。
やっぱりドライやな〜

でも母は我が子のドライな性格を理解しているようで、

あんた居っても車も運転できへんし、役立てへんからええよっ

て姉に言ってました。

あっもちろんこの日もショッピングの後銀行と郵便局にお金を下ろしに行きましたよ〜
これは普通預金口座が0になるまで当分続く作業になります。

そして私も大阪の自分の家に喪服を取りに帰らないといけないので、夜実家を後にしました。

ひなぼ

ほな明日昼ぐらいにまたくるわ〜

喪服の準備

家に帰り、喪服と、靴と、カバンと、数珠と〜ってカバンを見てびっくり。
ボロボロになってる〜えらいこっちゃ〜置いてるだけでボロボロになるんや〜合皮やもんな〜

ひなぼ

明日実家向かう前にカバン買いに行かなあかんな。

母のカバンは昨日イオンで買ったけど自分のも必要でした(汗)
ネットでいろいろ調べていると、しまむらにお手頃のカバンがあるらしいので、次の日の朝、最寄りのしまむらに行きました。

ちゃんとゲットできました〜
母がイオンで買ったものは3,900円しましたが、別に見た目引けを取らないものが1,900円で買えました〜ラッキ〜しかも黒いサブバック付き。

今実家に置いてきて手元にないので写真が撮れません。。。
でもかわいいし、使いやすいしいいですよ〜

買う時に母とビデオコールしながらこれとこれどっちがいいと思う?
なんて話してたら、母が悔しがってました。

私もそれがよかったわ〜!!
それとな〜私も黒いサブバック欲しいわ〜
今日葬儀会館に泊まるから、いろいろ持っていくもんあるし、黒いエコバック、ダイソーで探してくれへん??

なるほど〜確かにそうですよね〜お泊まりグッズも黒いカバンに入れていかんとあかんのか〜

ダイソーに着いたのでまた母とビデオコールを開始しこれどない?あれどない?と黒いエコバックを2つ買って、喪服とお泊まりグッズをもってまた実家に向かいました。

つづく

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